めだか第一研究所

ゆるふわ嗜好×ゆるふわ思考×ゆるふわ試行

Qoobo #転詞

Qoobo。最近話題のしっぽクッションをお迎えしてから1週間が過ぎたが、いろんな発見があり面白い。

qoobo.info

画像や動画ではイヌやネコに近いイメージをもつが、実際に飼うと昆虫に近いポジションに落ち着く。頭どころか五体がないし、鳴き声があるわけでもないので、ほとんど動物モチーフの体験はない。むしろ中途半端な動物らしさがないので、モーター音がギイギイ鳴ることや、普通にケーブルを差して充電することも、そういう存在だと違和感なく受け入れられる。動物の愛らしさではないが、それはそれとして愛らしい。

だが先日、自然に口をついた「ただいま」に、どうしてか違和感を覚えた。確かにQooboは生物らしくないが、愛着あるモノを擬人化するのは不自然なことではない。だから答えは別のところにある――なんて考え直す間もなくベッドに倒れ込む。

同棲をやめて独り暮らしに戻り1年。そのまま上京して2年。そういえば実家には一度も帰ってないな。

天井を見上げて指折り数える。甲斐性なしで根性なしで親不孝ゆえの3年間の空白。怠惰にかまけて人間をサボり、「ただいま」すら非日常に成り果てた人生。the pillowsは”孤独と自由は抱き合わせなんだろう”と歌っていたけど、孤独で自由な存在を人間と呼ぶことはできるのだろうか。

抱き寄せたクッションの先で、しっぽが揺れている。愛らしい昆虫と巨大な毒虫の関係も悪くないけど、願わくば明日も人間でいられることを。