宇宙逃避航海日誌

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『銀河英雄伝説FE 銀河帝国/自由惑星同盟』の感想とキャラクター紹介

銀河英雄伝説ファイアーエムブレムのコラボ作品『銀河英雄伝説FE 銀河帝国/自由惑星同盟』が予想を遥かに上回る完成度で素晴らしかった。僕は銀河帝国バージョンを買ってプレイしたのだけど、クリアした一時間後には自由惑星同盟バージョンをAmazonでポチっていた。

さて、すぐにでも自由惑星同盟バージョンをプレイしたいのだがまだ届かない。仕方がないので、銀河帝国バージョンの感想と、おすすめ&地雷キャラクターを紹介して気を紛らすことにする。なおネタバレ注意。

 

感想(ネタバレあり)

まず、所々は省略しつつも、OVA本伝110話を最後までストーリーに盛り込んだ心意気に拍手を贈りたい。原作とは異なるラスボス(ロイエンタールの命を吸って現世に蘇った初代皇帝ルドルフ・フォン・ゴールデンバウム。なぜか闇ドラゴン)には賛否あるだろうが、僕としては「これはこれでアリ」という感想だ。本作がファイアーエムブレムとのコラボ作品である以上、任天堂にも譲れない一線があったことは想像に難くないしね。

また、味方キャラの数が想像以上に多くて嬉しかった。まさか病弱男子キュンメル男爵(ステータスは軒並み最低レベルだが反則級の範囲攻撃「ゼッフル粒子」が使用可能)まで仲間にできるとは思わなかった。さすがにオフレッサー上級大将は無理だったが。

個人的に気に入ったマップは、戦力に幅が出てきた頃に敵の大軍をボコボコにできる6話「アムリッツァ前哨戦」と11話「リップシュタット戦役」の2つ。本編の都合上、圧倒的な優勢にありながらヤン・ウェンリーに敗北を喫す展開が続くので、ヤン艦隊以外との戦いの方がスッキリするのは否めない。まぁヤン艦隊との戦いは「いかに死人を出さないか」に気を使う別の面白さがあるのだけど。後半は自由惑星同盟バージョンの方が面白いのかもしれない。

なお、カジュアルモードでは倒されても撤退扱いになるだけで死なない(ただしアイテム「柱のようなもの」を所持していると死亡する)が緊張感や面白さが半減するのでオススメしない。

 

おすすめキャラクター

<ラインハルト:ロード→カイザー>
天才の名に恥じぬ高いステータスを誇る王道の主人公。王の器を反映してか特に運が高いため数値以上に強く感じる。彼のクリティカルに窮地を救われたプレイヤーも多いのではないだろうか。終盤では若干火力が物足りなくなるものの、クラスチェンジ後に習得する、味方全員の命中・回避を+10%する固有スキル「黄金獅子旗(ゴールデンルーヴェ)」が優秀なため出撃させる価値は十分にある。ほぼ全てのマップで強制出撃なので、そもそも命中回避+10%を基準にゲームバランスが調整されているのでは、などと思った貴方は不敬罪

<ミッターマイヤー:ソシアルナイトパラディン
高い移動力と攻撃力をもつ典型的な切り込み隊長。「疾風ウォルフ」の二つ名は伊達ではない。長所を中心にステータスの伸びも良く、低めの魔防も弱点と呼ぶほどではないので、序盤から最終盤まで安定して活躍できる。ただ、癖がなく初心者でも使いやすい反面、基本に忠実すぎて面白味がないユニットではある。

ファーレンハイト:アーチャー→スナイパー>
11話「リップシュタット戦役」で敵ユニットとして登場。ラインハルトで話しかけると即時撤退し、12話「黄金樹は倒れた」終了時に仲間になる。ステータス自体は平凡だが、終盤に取得する範囲攻撃スキルが強力無比。特にイゼルローン回廊など敵が一直線に並びがちなマップで力を発揮する。原作と異なりイゼルローン回廊での強制死亡イベントは存在しないので、安心してメルカッツ提督に本懐キャノンを叩き込もう。

<メックリンガー:僧侶→司祭>
出撃時にマップクリア報酬の資金が1.5倍になる固有スキル「芸術家提督」が極めて有用であり(特に資金が不足しがちな中盤)可能な限り出撃させておくべきキャラクター。攻撃手段は持たず回復量も多くはないが、サブヒーラーとして運用するには十分な性能であり、出撃させても意外と腐らない。他のヒーラーに比べてHPと防御が高く打たれ強いが、あくまでヒーラーの中での比較であり、油断していると普通に死ぬので過信は禁物。

<エミール:従卒→親衛騎士>
5つの外伝シナリオを全てクリアすることで仲間になる隠しキャラ。ストーリー後半であるにも関わらず、下級職・レベル1・低スペックという「くにへかえるんだな」状態で加入するが、各ステータスの成長率が著しく高い、いわゆる大器晩成タイプ。よほど運が悪くなければラスボスを単騎で殴り殺せるまでに成長するブッ壊れ性能であり、まさに赤毛の鬼神の生まれ変わりと呼ぶに相応しい。曰く「ラインハルト・フォン・ローエングラムをランテマリオの戦いで勝たせたのは自分」

 

地雷キャラクター

キルヒアイス:親衛騎士>
全てが最高水準のステータスに加え、最凶の範囲攻撃スキル「指向性ゼッフル粒子」を習得するチート級キャラクター。唯一の弱点は、どう頑張っても序盤に永久離脱すること。初期レベルでも離脱まで(12話「黄金樹は倒れた」まで)普通に戦えるので、色んな意味で経験値が無駄である。

ロイエンタールソシアルナイトダークナイト
クラスチェンジ前は単にミッターマイヤーを防御寄りにしたような性能のキャラであるが、クラスチェンジ後は魔法が使用可能となり、攻撃に幅をもたせた運用が可能になる。まぁ元々のステータスが全般的に高いため脳筋プレイでも十分に活躍できるのだが。ただし終盤で反旗を翻すので要注意。序盤で離脱するキルヒアイスと異なり、終盤も終盤で永久離脱するので非常にタチが悪い。なお、キュンメル男爵すら仲間ユニットとなる本作ではあるが、ロイエンタールは絶対に自軍に復帰しない。その原作リスペクトが嬉しくもあり悲しくもある。

ミュラー:ジェネラル→将軍>
「鉄壁」の異名は伊達ではなく、防御と魔防に加えて運も高いため、事故死する確率が極めて低い安定した盾キャラ。ただ、本作は総じてマップが広大であり、戦闘も攻撃有利なゲームバランスなので、残念ながら鈍足重装甲キャラに価値はない。「(着いた頃には戦いは終わっているので)閣下は不死身でございますな」

 

おわりに

以上が僕の妄想である。まだ自由惑星同盟バージョンは届かない。遅いじゃないか…ミッターマイヤー…