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宇宙逃避航海日誌

Space Run A-Weblog

『アナザーエデン 時空を超える猫』のガンダムUCの原作再現が素晴らしかったという話

スマホRPG『アナザーエデン 時空を超える猫』が4月12日にリリースされた。

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主人公アルドくんの声優がガンダムUCのバナージくん役ということで、ただそれだけの理由でプレイしてみたのだが、これが非常に面白かった。まず「殺された未来を、救けに行こう」というパンチラインに心を奪われ、自分がそれほどスマホゲーをプレイしないこともあって、月並みな言葉だが「これが無料で良いんですか?」というクオリティに驚き、買い切り型ゲームに引けを取らない完成度に舌を巻いた。

…のだが20章の時点でアンイストールしてしまった。

ガチャ収益モデルの宿命か、ストーリー展開で仲間になる主人公御一行は軒並み星3キャラ(最大は星5)であり、性能が非常に微妙なのだ。いわゆるガチャゲーほど格差はないものの、本作においてもランク差は歴然たるカーストとして存在しており、具体的にはレベル上限・ステータス上限・スキル性能の三点が門前払いトライアングルを形成している。もちろんクラスチェンジ(ランクアップ)は可能なのだが、それに必要な素材の収集効率が激渋であり、通常プレイでは全く集まらない。また、当然ながら主人公御一行はガチャで排出されないので、運良くクラスチェンジすることもない。可能性はゼロではないが実質ゼロ。全く関係ないけどアクセンチュアのSEが脳裏をよぎった。私はコンサルタントにはなれないの。バナージ…悲しいね。

トーリー演出の出来が良いのが逆効果で、その結果、ボス戦で威勢良く啖呵を切る主人公御一行、ただし闘うのは別メンバーという、何ともアレな状況が発生してしまう。スパロボ的には「戦闘のプロ」そのものなんだけどね。なんかアーガマのブリッジで叫んでる人がいるよ。

ただ、本作は素晴らしい完成度であった。

具体的にはガンダムUCの原作再現が素晴らしかった。

ビスト財団の隠しドックに導かれるバナージくん(ただし託されるのはジェガン)。 f:id:inmecha:20170418010758p:plain

ビームマグナムで貫かれ大気圏で燃え尽きるギルボアさん。悲しい。 f:id:inmecha:20170418010823p:plainf:id:inmecha:20170418010836p:plain

ジオンの怨念に取り憑かれたロニさん。とても悲しい。f:id:inmecha:20170418011835p:plain

様々な出会いと別れを経験し成長したバナージくん(ただし性能はジェガン)。f:id:inmecha:20170418234233p:plain

ネオ・ジオングの謎リングに導かれ、刻の旅路の果てに彼が見た世界とは… f:id:inmecha:20170418012258p:plain f:id:inmecha:20170418012314p:plain

そして、ラプラスの箱の正体とは…*1 f:id:inmecha:20170418012430p:plain ※左から順に、殺意の波動に目覚めたリディさん、オットー艦長、アルベルトおじさん、悲しいバナージくん、ギャルの覇道に目覚めたミネバちゃん。

さらに他のガンダム作品とのクロスオーバーまであるのだからシビれる。

月の遺跡で「黒歴史」に立ち会うバナージくん。 f:id:inmecha:20170418012805p:plainf:id:inmecha:20170418012813p:plain

ガンダムZZからキュベレイMk-IIも参戦。第三次スパロボZではまさしく「殺された未来」だったよね。 f:id:inmecha:20170418235937p:plain

いやはや素晴らしい原作再現&クロスオーバーである。

惜しむらくは、本作のバナージくんの性能が「可能性のノケモノ」だってことと、サブイベントのおつかいクエストが冗長なことだけだ。

本作のサブイベントは基本的に「誰かから依頼を受けて敵を狩る」というシンプルなものなのだが、ほぼ全てのサブイベントで無駄な会話パートが挟まれる。例えば、病気を治すために薬が必要というサブイベントがあったとして、依頼主が直接「あるモンスターを倒して材料を手に入れてこい」と言えば良いのに、なぜか「依頼主曰く、酒場のオッサンが薬について詳しいらしい」とか「酒場のオッサン曰く、隣村の薬師が知っているらしい」みたいな伝言ゲームが入るのだ。なんでだよ。なんで無駄に遠回りさせるんだよ。最初から最終目的地を指定しなさいよ。

そこまで原作再現しなくてもいいのにね…バナージ。

 

追記(2017/04/26)

アップデートで覚醒素材ドロップの上方修正が入ったのでプレイを再開。ついにバナージくんがNT-Dを発動した。サイコフレームの後光が美しい。f:id:inmecha:20170426221145p:plain

そして勢いそのまま本編をクリアした。覚醒したバナージくんは、いわゆる主人公補正はないのだけど、ストーリーをクリアする程度なら全く問題のない性能だった。老若男女に理解できるよう表現するなら、第三次スーパーロボット大戦におけるバナージくん&ユニコーンガンダムくらいの強さで、良くも悪くもバナージくんだった。

ただし女性関係は無双だった。マーセナス家の坊っちゃんとは大違いだね。 f:id:inmecha:20170426221728p:plain

繰り返すが本作は非常に面白い。第一部クリアと第二部への応援の意をこめて3600円を払込んだ。ありがとうございました。

*1:このイベントでアルドくんは星4クラスチェンジすべきだったと思うんですよね…