読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

宇宙逃避航海日誌

Space Run A-Weblog

空白の春/アニメ『鉄血のオルフェンズ』(50話:最終回)の感想と総括

鉄血のオルフェンズが終わった。よく出来た最終回だった。 …よく出来た最終回だったとは思うのだけど、コレは「オルフェンズの最終回」ではないな、というのが正直な感想だ。とても綺麗に物語の幕は下りたのだけど、これまでの49話を経ての50話ではなかった…

ひとりで生きていけるようになっても、みんなで生きていいじゃない。/アニメ『けものフレンズ』の感想

色んな人が好きに楽しめる間口の広さをもっているようで、実際は不要なものを徹底的に切り捨て、巧みに「見るべきポイント」に誘導し、そこに少ない資源を全力で投入した稀有な作品。それがアニメ『けものフレンズ』の凄いところだと僕は思っている。 ジャパ…

最高の最終回でした/アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』(49話)の感想

今週のオルフェンズはイオク様の出番がなかった。以上。解散。 …というのは冗談で今週のオルフェンズは抜群に面白かった。 …面白かったのだが、特に書くべきこともない、というのは本当である。 今週のマクギリスは最高だった。 それはもう、今迄の全てを帳…

「辿り着く場所=画面のこちら側」説/アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』(48話)の感想と『アウトレイジ ビヨンド』のラストシーンの考察

今週も鉄血のオルフェンズが面白かった。 そして今週も最終回予想が外れた。 最終回は「三日月さんを生体パーツとして取り込んだ火星極冠遺跡の演算ユニット・バルバトス、そのボソンジャンプ(強行突破)で瞬時に地球に移動した鉄華団とマッキーは、電子の…

「バレエ・メカニック」は最終回であり最終回ではない/アニメ『交響詩篇エウレカセブン』における植民戦争の考察

エウレカセブンの新劇場版『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』の制作が決定した。「エウレカセブン」と「劇場版」の組み合わせを見て、脊髄反射的にクォーツ・ガンをブッ放してTV版以降をセブンスウェルしたい気持ちに駆られる皆様方もいらっし…

「ガンダム・バエル=ホシノ・ルリ」説/アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』(47話)の感想と最終回予想

今週も鉄血のオルフェンズが面白かった。まさか追い詰められた若衆がIDを偽装して生き延びるという、攻殻機動隊と闇金ウシジマくんを足して2で割ったような展開になるとは思いもよらなかった。 そんな今週のオルフェンズだが、唯一残念だったのは先週の最終…

超時空ヒーロー早乙女アルト/アニメ『劇場版マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜 & 恋離飛翼 〜サヨナラノツバサ〜』におけるヒロインの対比構造の考察

シェリル・ノームの新曲が出るらしい。相変わらずエロくて何よりである。 『劇場版マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜』と『劇場版 マクロスF 恋離飛翼 〜サヨナラノツバサ〜』は個人的に非常に思い出深い作品だ。本作は僕が初めてネットに自分の感想…

三者三様アクエリオン/『創生のアクエリオン』『アクエリオンEVOL』『アクエリオンロゴス』の見所解説

『創聖のアクエリオン』ほど知名度に反して中身を知らない人間が多いロボアニメもないだろう。「一万年と二千年前から愛してる」でお馴染みの主題歌はアニソンの枠を越えて一般に浸透し、セクシーな女性が「あなたと合体したい」「気持ちいい」と叫ぶガンギ…

三島芳治の実験場/漫画『レストー夫人』における「レストー夫人の劇」の考察

引っ越しのため部屋を整理していたら、三島芳治の『レストー夫人』を見つけたので読み返してみた。 レストー夫人 (ヤングジャンプコミックス)作者: 三島芳治出版社/メーカー: 集英社発売日: 2014/05/19メディア: コミックこの商品を含むブログ (15件) を見る…

「マクギリス+イオク様=シャア・アズナブル」説/アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』(46話)の感想と最終回予想

今週も鉄血のオルフェンズが面白かった。面白かったというより驚いた。マクギリスがアルミリアを「女」呼びしたのである。「お母さん」ではなく「女」である。 僕は一週間前にこんな文章を書いていた。 主人公のイオク様は毎週クジャン家の汚名挽回といった…

ポケットの中の抗争/アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』(45話まで)の感想とリアルロボアニメの無情さの考察

鉄血のオルフェンズが面白い。モビルスーツはカッコイイし、戦闘シーンの作画も安定している。主人公のイオク様は毎週クジャン家の汚名挽回といった活躍をみせてくれるし、黒幕のマクギリスも回を重ねるごとに情けなくなりロリコン金髪仮面の正当な後継者に…

シェパード大尉よ、ソープに行くなかれ/小説『虐殺器官』のラストシーンの考察

伊藤計劃の『虐殺器官』が映画化されたということで、遅まきながら読んでみた。結論から述べると、冒頭の死者の国の夢の描写に惹き込まれ、これは面白いなと一気に読み終えてしまったのだが、最後まで読んだ感想は「よく分からないな」であった。捉えどころ…